激闘の2014年プロ野球総括!10.2決戦から大谷二刀流・ドラフトまで
2014年は、北海道日本ハムファイターズの大谷翔平が「リアル二刀流」のポテンシャルを完全に開花させた記念碑的な年です。高卒2年目にして投手として11勝4敗・防御率2.61・179奪三振、打者として打率.274・10本塁打・31打点をマーク。日本プロ野球史上初となる「同一シーズン2桁勝利・2桁本塁打」の偉業を達成しました。
公式戦で日本人最速タイ(当時)となる162km/hを叩き出すなど、投打にわたる異次元のパフォーマンスは、当時懐疑的だった二刀流批判を完全に沈黙させる契機となりました。
【2014年 主な個人成績タイトル受賞者】
◆セントラル・リーグ
・首位打者:マートン(阪神) 打率.338
・本塁打王:エルドレッド(広島) 37本
・打点王:ゴメス(阪神) 109打点
・最多安打:山田哲人(ヤクルト) 193安打
・最優秀防御率:菅野智之(巨人) 防御率2.33
・最多勝利:メッセンジャー(阪神)、山井大介(中日) 13勝
・最多奪三振:メッセンジャー(阪神) 226奪三振
◆パシフィック・リーグ
・首位打者:糸井嘉男(オリックス) 打率.331
・本塁打王:メヒア(西武)、中村剛也(西武) 34本
・打点王:中田翔(日本ハム) 100打点
・最優秀防御率:金子千尋(オリックス) 防御率1.98
・最多勝利:金子千尋(オリックス) 16勝
・最多奪三振:則本昂大(楽天) 204奪三振
最優秀選手(MVP)には、セ・リーグが巨人を牽引した菅野智之、パ・リーグは圧倒的な投球で沢村賞も獲得したオリックスの金子千尋が選出。最優秀新人(新人王)は広島の大瀬良大地とロッテの石川歩が栄冠を手にしました。また、ヤクルトの山田哲人が日本人右打者のシーズン最多安打記録(193安打)を樹立したことも、新世代の旗手誕生を告げる象徴的なトピックでした。