ジャパネット社長の現在は誰?高田明の退任真相と2代目旭人氏の剛腕

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高田旭人社長が成し遂げた最大の功績は、世間が抱いていた「ジャパネット=テレビで家電を安売りする会社」という固定観念を根底から覆した点にあります。

就任直後、旭人社長が断行したのは、社内外に大きな衝撃を与えた取扱商品の約9割カットでした。それまで約8,500点あったアイテムを一気に数百点へと絞り込んだのです。多くのECモールが品揃えの豊富さを競い合うなか、真逆の戦略を取りました。「良い商品が多すぎて選べない」という消費者の悩みに寄り添い、社員自らが徹底的に使い倒して「本当に自信を持っておすすめできる厳選品」だけを大量仕入れすることで、圧倒的な価格交渉力とアフターサービスの質を担保したのです。

さらに、モノが売れない時代を見据えて「サービス・体験型事業」へ大胆に舵を切りました。その筆頭が豪華客船を丸ごとチャーターする「クルーズ旅行事業」です。シニア層のインサイトを的確に突いたこのツアーは、ジャパネットのスタッフが同行し、食事や寄港地観光、チップまで全て旅費に含めるインクルーシブ形式を採用。販売開始とともに即日完売する大ヒット事業へと成長しました。自社ブランドのナチュラルミネラルウォーター事業や通信事業(ジャパネットモバイル)など、定期収入を生み出すストックビジネスの構築にも成功しています。

そして、旭人社長の経営者人生における最大の勝負手となったのが、総事業費約1,000億円を投じた巨大民間開発プロジェクト「長崎スタジアムシティ」です。プロサッカークラブ「V・ファーレン長崎」とプロバスケットボールクラブ「長崎ヴェルカ」の本拠地となるスタジアムおよびアリーナを中心に、ホテル、商業施設、オフィスビルを一体整備したこの複合施設は、地方創生における歴史的な金字塔となりました。公金を一切頼らず、すべて民間の自社主導で開発・運営を完結させるという旭人社長の剛腕ぶりは、国内外の都市開発・経済界から熱い視線を集めています。

山崎 陸

山崎 陸

ガジェット&アプライアンスライター

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