新記号や意外な由来も!国土地理院が定める地図記号の秘密と魅力

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学校の授業で一度は暗記したはずの地図マークですが、その正確な由来や正式名称まで覚えている人は意外と少ないかもしれません。例えば、交番を示す「✕」印。これは警察官が所持していた2本の警棒を交差させたデザインが由来とされています。裁判所のマークは昔のお重に使われた秤(はかり)の分銅を模したものであり、消防署の「Y」字のような記号は、江戸時代の火消しが用いた刺股(さすまた)の形を表現しています。

時代の変化に伴い、姿を消しつつある記号も存在します。絹糸の原料となるカイコを育てるための「桑畑」記号は、農家の減少や産業構造の変化を受けて2006年の図式改定以降、地形図上で表示される機会が大幅に減りました。こうした定番記号の背景にある物語を知ることは、単なる丸暗記を超えた深い学びを与えてくれます。

加藤 愛美

加藤 愛美

エンタメ専門ジャーナリスト

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。