元全女・小倉由美の現在と引退理由|華麗な蹴りと激動の半生を追う

元全女・小倉由美の現在と引退理由|華麗な蹴りと激動の半生を追うを徹底追究! 読者が気になる 情報と解説を凝縮して配信します。

小倉由美の代名詞として今なお語り草となっているのが、同期の永堀一恵と結成したアイドル系本格派タッグ「レッドタイフーンズ」です。赤を基調としたコスチュームに身を包み、スピーディーでアクロバティックな連係攻撃を武器に、クラッシュギャルズに憧れて会場に押し寄せていた若い女性ファンや男性ファンから熱狂的な支持を集めました。

レッドタイフーンズの快進撃は単なるビジュアル人気にとどまりませんでした。1986年には、全女の最高峰タッグタイトルであるWWWA世界タッグ王座を奪取。クラッシュギャルズ、ダンプ松本率いる極悪同盟、ジャンボ堀&大森ゆかりのダイナマイト・ギャルズといった怪獣じみた強豪たちがひしめくマット界で、鍛え上げられたコンビネーションと鋭いキックを武器に王座戦線を堂々と渡り合いました。

当時の巡業は年間250試合以上という凄まじいハードスケジュール。その中で小倉と永堀は、移動のバスから宿舎、リングの上まで苦楽を共にし、戦友以上の深い絆を築き上げました。連日満員の日本武道館や後楽園ホールで、マットに散る汗と歓声を受け止めながらリングを駆け抜けたこの数年間こそ、女子プロレスラー・小倉由美が最もまばゆい輝きを放った瞬間でした。

池田 達也

池田 達也

マネー&キャリアエディター

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。