オリーブの実は生食Ng?渋抜きの真実と絶品塩漬けレシピ

オリーブの実は生食Ng?渋抜きの真実と絶品塩漬けレシピについて重要なポイントを解説いたします。最新の情報をご覧ください。

オリーブの実をご家庭で加工する際、最も重要な工程が「渋抜き」です。渋抜きの方法には大きく分けて、アルカリ剤を使う短時間処理と、塩水だけで時間をかける長期熟成の2通りが存在します。

1. 小豆島伝統の味を再現する「苛性ソーダ法」(本格派・約1週間)

本場・小豆島の新漬けオリーブのような鮮やかなエメラルドグリーンとパリッとした歯ごたえを残すには、薬局で印鑑と身分証を提示して購入する食品添加物グレードの苛性ソーダ(水酸化ナトリウム)を使用するのが定石です。

  1. 浸漬:1.5〜2.0%濃度の苛性ソーダ水溶液に、収穫したての青オリーブを浸します(約8〜12時間)。実の種の周り手前まで液が浸透した段階で引き上げます。
  2. 水さらし:水道水をチョロチョロと流し続けるか、1日2〜3回水を換えながら2〜3日間かけてアルカリ成分を完全に洗い流します。
  3. 塩漬け:最初は1%の薄い塩水から漬け始め、毎日1%ずつ濃度を上げて最終的に3〜4%の塩水に浸して冷蔵庫で味を馴染ませれば完成です。

2. 劇物を使わず安心な「重曹・塩水法」(初心者向け・約2週間〜1ヶ月)

苛性ソーダの扱いに抵抗がある場合は、食用重曹や塩水を用いた安全な方法が推奨されます。

  1. 実の表面にナイフで2〜3箇所切り込みを入れるか、瓶の底などで軽く叩いてヒビを入れます。
  2. 水1リットルに対して重曹大さじ2(または粗塩50g)を溶かした水溶液に実を漬け込みます。
  3. 毎日水を交換しながら冷暗所に置き、約2〜3週間かけて少しずつオレウロペインを溶出させます。
  4. 好みの渋み抜け加減になったら、3〜5%の塩水と好みのハーブ(ローリエ、タイム、にんにく等)に漬けて仕上げます。
森 瞳

森 瞳

ヘルス&ウェルネスアドバイザー

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。