みかんの保存方法決定版!箱買いでも1ヶ月鮮度を保つプロの裏ワザ
Q1:みかんの表面についている白い粉や、皮の内側の白い筋は取って保存・食べたほうがいいですか?
A1:外皮に付着している白い粉の多くは、栽培時に使用される炭酸カルシウム(果実を保護し日焼けを防ぐ安全な資材)や果粉(ブルーム)であり、人体に無害です。水洗いすると湿気を帯びてカビやすくなるため、常温保存する際は洗わずに保管し、食べる直前に洗うのが鉄則です。また、果肉の房についている白い筋(アルベド)には、毛細血管を強化するビタミンP(ヘスペリジン)や食物繊維が豊富に含まれているため、取らずにそのまま食べることを強く推奨します。
Q2:1個だけ青カビが生えていた場合、隣接していたみかんは洗えば食べられますか?
A2:カビが生えた実そのものは、内部深くまで菌糸が入り込んでいるため絶対に食べてはいけません。隣接していた健全に見えるみかんについては、皮の表面に目に見えない胞子が付着している可能性が極めて高いため、一度流水で綺麗に洗い流し、キッチンペーパーで水気を完全に拭き取った上で、他の保存用とは隔離して当日または翌日中に優先して消費してください。
Q3:購入したみかんが酸っぱかった場合、保存方法で甘くすることはできますか?
A3:みかんは追熟によって劇的に糖度が上がる果実ではありませんが、酸味の主成分であるクエン酸は時間の経過とともに呼吸によって消費されます。風通しの良い冷暗所で数日間常温保存することで酸味が和らぎ、相対的に甘みを強く感じられるようになります。また、食べる前に手のひらで優しく数回揉むことでも、果実がストレスを感じてクエン酸を消費し、酸味が抑えられる効果があります。
Q4:暖房の効いた部屋しかなく冷暗所が家の中にない場合、どこに置くのがベストですか?
A4:全室暖房や高気密マンションなどで室温が15℃を下回る場所がない場合は、常温放置を諦めて迷わず「冷蔵庫の野菜室」で保存してください。その際、冷えと乾燥を防ぐために「1玉ずつキッチンペーパーや新聞紙で包み、ポリ袋に小分けして軽く口を閉じる」という保護手順を必ず踏むことが、野菜室内で乾燥して萎びるのを防ぐ決定的な条件になります。