大相撲史を揺るがす大鵬伝説!幕内優勝32回と孫・王鵬へ継ぐ血脈

大相撲史を揺るがす大鵬伝説!幕内優勝32回と孫・王鵬へ継ぐ血脈を徹底追究! 読者が気になる 情報と解説を分かりやすく展開します。

1971年(昭和46年)5月場所、30歳で惜しまれつつ土俵を去った大鵬は、一代年寄「大鵬」を襲名し、大鵬部屋を創設しました。これが現在の「大鵬道場 大嶽部屋」の源流です。親方として後進の指導に情熱を傾けた大鵬でしたが、その指導者人生にも激動のドラマが待ち受けていました。

大鵬の三女と結婚し、部屋を継承したのが元関脇・貴闘力(後の大嶽親方)でした。豪快な突っ張り相撲で人気を博した貴闘力は義父・大鵬の相撲哲学を継承し、部屋を率いる立場となりましたが、2010年に角界を揺るがした野球賭博問題によって日本相撲協会から解雇処分を受けることになります。厳格な規律と品格を何よりも重んじてきた大鵬にとって、愛弟子であり娘婿でもある貴闘力の不祥事は痛恨の極みであり、公の場で見せた憔悴の表情は当時のメディアでも大きく報じられました。

しかし、大鵬が遺した強者の血脈は、決して途絶えることはありませんでした。貴闘力と大鵬の娘の間に生まれた納谷4兄弟は、全員が相撲の道へ進むという奇跡的な相撲一家となります。長男の幸男(プロレスラーへ転向)、次男の納谷幸林、三男の王鵬(本名・納谷幸之介)、四男の夢道鵬。

中でも三男・王鵬の現在における台頭は目覚ましく、角界の熱い注目を集めています。2018年に初土俵を踏んだ際、新序出世披露で祖父・大鵬が現役時代に締めていた伝説の化粧まわしを身につけて土俵に上がった王鵬は、祖父譲りの恵まれた体躯(191センチ、170キロ超)を武器に番付を駆け上がりました。

大嶽部屋で日々研鑽を積む王鵬は、幕内上位で横綱・大関を脅かす存在へと成長。SNSや相撲ファンの間では「立ち合いの懐の深さに大鵬の面影が重なる」「四つに組んだ時の重厚感はまさに大鵬の遺伝子」と歓喜の声が寄せられています。不祥事や挫折を乗り越え、大鵬道場の魂は世代を超えて令和の土俵へと確かに受け継がれています。

石川 優花

石川 優花

インテリア&ライフスタイルコーディネーター

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。