少女時代ユリの現在と結婚の真相!実力派女優へ進化した舞台裏
クォン・ユリの女優人生における決定的な転換点となった作品が、2026年に放送されたMBN特別企画ドラマ『ポッサム〜愛と運命を盗んだ男〜』です。光海君統治下の朝鮮時代を舞台に、誤ってポッサム(寡婦を布で包んで誘拐し再婚させる風習)された王女スギョン役を務めた彼女は、初の本格時代劇という重責を見事に跳ね除けました。
当時の韓国メディアやドラマ批評家が驚嘆したのは、彼女の発声と所作の美しさでした。現代的なビジュアルを持つアイドル出身者が時代劇に挑む際、最も大きな壁となるのが「古風な語気(サグク調)」と韓服を着こなす佇まいです。ユリは徹底したセリフのトレーニングと歴史考証を重ね、運命に翻弄されながらも気品と芯の強さを失わない王女の哀哀たる心情を、抑制の効いた眼差しの演技で表現しました。
結果として、放送開始当初は3%台だった視聴率は右肩上がりに急上昇し、最終回では9.8%を記録。これは総合編成チャンネルMBNの開局以来、ドラマ部門における歴代最高視聴率を塗り替える金字塔となりました。日韓のSNSやレビューコミュニティでも、「少女時代のユリだと気付かないほど役に入り込んでいた」「彼女の涙の演技に引き込まれて胸が締め付けられた」といった賞賛の声が相次ぎました。
その熱狂が冷めやらぬ翌年、彼女は現代劇『グッドジョブ』で再びチョン・イルとタッグを組みます。超視覚を持つ快活なヒロインを演じ、コミカルな変装から鋭い洞察劇まで硬軟自在な演技を披露。重厚な正統派時代劇から軽快なラブコメディサスペンスまで、ジャンルを問わず作品を成立させられる稀有な主演女優としての市場価値を業界に決定づけました。