ワンピース1087話ハチノスの激闘!英雄ガープ敗北とクザン因縁の真相
ハチノス事件の発端は、女ヶ島アマゾン・リリーでの戦闘において、黒ひげ(マーシャル・D・ティーチ)によって拉致されたコビー大佐の奪還でした。コビーは海軍の機密特殊部隊「SWORD」の一員であり、海兵としての将来を嘱望される若き英雄です。海軍上層部が四皇との全面衝突を恐れて迅速な出撃を躊躇する中、コビーの師であるガープ中将は独断で海軍GL第14支部を率い、プリンス・グルス、ひばり、ヘルメッポらSWORDの精鋭を伴って海賊の本拠地ハチノスへ急襲を仕掛けました。
第1087話における戦況は、ガープが放った規格外の覇気技「拳骨衝突(ギャラクシーインパクト)」による壊滅的な先制攻撃から一転、黒ひげ海賊団の幹部陣による組織的な反撃フェーズへと移行していました。ハチノスを留守にしていたティーチに代わり防衛の指揮を執っていたのは、元海軍大将クザン、雨のシリュウ、悪政王アバロ・ピサロ、大酒のバスコ・ショット、巨大戦艦サンファン・ウルフという凶悪な面々でした。ガープは巨大なウルフを一撃で海へ吹き飛ばし、迫り来る海賊たちを圧倒的な武力でねじ伏せていきますが、敵の数と狡猾な戦術が徐々に戦況を圧迫していきました。
救出作戦そのものは、コビーの保護と一般市民・拘束されていた海兵たちの避難船への収容まであと一歩のところまで迫っていました。しかし、島そのものと同化する「シマシマの実」の能力者であるアバロ・ピサロが避難船をまるごと握り潰そうと巨大な腕を伸ばし、海賊島全体が巨大な罠としてガープたちに襲いかかる極限状態へと突入したのです。