淡路恵子の波乱万丈な生涯|萬屋錦之介の借金、息子の悲劇とドラクエ愛
淡路恵子さんの歩んだ道のりにおいて、最も深く心を苛んだのは愛する子供たちとの死別とトラブルでした。淡路さんは生涯で4人の男児を出産しましたが、そのうち3人に先立たれるという想像を絶する運命に見舞われています。
1990年、ダナオ氏との間に生まれた次男が37歳の若さで不慮の交通事故により急逝。さらに萬屋錦之介さんとの間に生まれた四男は、成人後に生活の荒廃からトラブルを重ね、2004年に淡路さんの自宅マンションへ不法侵入して金品を奪おうとする強盗未遂事件を起こし逮捕されました。
公の場で開かれた記者会見において、淡路さんは涙を流しながらも「親の責任」「甘やかしすぎた」と厳しく自身を責め、法による公正な裁きを求めました。しかしその四男も、服役後の2010年に36歳で自ら命を絶つという痛ましい結末を迎えます。後には三男も病により逝去。手記やテレビインタビューで淡路さんは「子供に先立たれることほど親にとって辛い地獄はない」と吐露しながらも、決して現実から逃げることはありませんでした。