バドミントンのバックハンドが飛ばない真相!脱力と回外運動で劇的進化

バドミントンのバックハンドが飛ばない真相!脱力と回外運動で劇的進化にまつわる役立つ知識を分かりやすく発信ます。

正しい握りを覚えた次に連動させるべきバイオメカニクスの核心が、前腕の回外運動 手首の使い方です。回外運動とは、右利きの場合、内側(時計回りとは逆)にひねっていた前腕を、ドアノブを外側にクイッと回すように時計回りの方向へと瞬時に回旋させる動作を指します。この前腕の骨(橈骨と尺骨)が交差した状態からほどける回転パワーこそが、バックハンドにおける最大のエネルギー源です。

そして、この回外運動を正しく機能させるために不可欠な要素が、バックハンドの打点と体の向きの最適化です。多くの愛好者が「相手コートに背中を完全に向けなければならない」という言葉を鵜呑みにし、過剰に背を向けてシャトルを見失っています。実戦で理想とされる体の角度は、ネットに対しておよそ「斜め後ろ(約120度〜135度)」です。

打点とラケットワークの連動プロセスを分解すると、次のようになります:

  • 肘の引き込み(テイクバック):シャトルが落ちてくる軌道の下へ右足(右利きの場合)を踏み込みながら、肘の引き方とラケットワークを意識し、まず肘を目標方向へ高く突き出すようにリードする。
  • ラケットヘッドの遅行(タメ):肘が先行することで、ラケットヘッドが背中側に自然と垂れ下がり、深いタメが形成される。このとき前腕は内側へ自然に回内(ねじられた状態)している。
  • 回外の爆発とインパクト:先行した肘をクッと引き留める(ブレーキをかける)ことで、慣性の法則により遅れていたラケットヘッドが一気に前へと走り出す。同時に前腕を一気に外側へ回外させ、右肩のやや斜め前方・打球面の正面で捉える。

このバックハンドクリアの打ち方 コツを体得すると、大振りのスイングをせずとも、コンパクトなラケットの反転だけでシャトルが甲高い破裂音とともに相手コートの奥深くへと突き刺さるようになります。

高橋 健太

高橋 健太

ライフスタイル編集者

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。