赤坂日枝神社が政財界を魅了する理由|仕事運・縁結びと神猿の真相

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政党の党首選挙や内閣改造の折、あるいは上場企業の重要プロジェクト立ち上げに際し、リーダーたちが密かに足を運ぶ場所――その筆頭格が赤坂日枝神社です。政治記者や経済ジャーナリストの現場観察でも、大手町・丸の内・霞が関の要人たちが早朝参拝を行う姿は古くから知られています。

この根強い支持の源流は、室町末期の文明10年(1478年)、名将・太田道灌が江戸城築城にあたり川越山王社を勧請した歴史に遡ります。のちに徳川家康が江戸に入府した際、徳川家の「産土神(うぶすながみ)」として城内に祀られ、二代将軍秀忠による社殿再建を経て、明暦の大火後に現在の永田町(旧赤坂山王台)へ遷座しました。明治以降は「皇城の鎮護」として皇居を守護する社となり、国の趨勢を左右する人々にとって欠かせない祈りの場であり続けています。

風水や地政学的観点からも、赤坂日枝神社が都内屈指のパワースポットと呼ばれる理由には明確な根拠が存在します。霊峰・富士山から皇居(旧江戸城)へと流れ込むエネルギーの通り道「龍脈」の上に位置し、赤坂・溜池の低地から一段高く盛り上がった「星ヶ岡」と呼ばれる丘陵地に鎮座しています。この地形がもたらす上昇気流のような気場が、決断力と勝負強さを求めるビジネスリーダーの心理と共鳴し、赤坂日枝神社における仕事運のご利益に対する絶大な信頼を形成してきました。

中村 さくら

中村 さくら

マネー&キャリアエディター

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。