つむじの位置がおかしい?薄毛の兆候と生まれつきの違い&解消セット術
「つむじ=頭頂部の真ん中にあるもの」と思い込んでいる人は少なくありません。しかし毛髪解剖学的に見ても、つむじが頭頂部のど真ん中に位置している人のほうがむしろ珍しく、全体の約8割前後の人は左右どちらかや後頭部寄りに偏っているのが実態です。
つむじの位置がおかしいと感じる最大の理由は、大きく分けて2通り存在します。
1つ目は生まれつきのつむじ位置によるものです。胎児期(妊娠10〜16週頃)に皮膚組織が形成される際、毛包の向きが螺旋状に流れることでつむじが作られます。この毛流の基点は遺伝的要素が強く、中心から左右に2〜3cmズレていたり、後頭部のかなり低い位置に配置されたりするのは完全に自然な個性です。
2つ目は薄毛の進行によってつむじの範囲が拡大して見えるケースです。もともとあったつむじの周囲で毛髪の軟毛化(細く短くなる現象)が進むと、渦の中心がぼやけ、まるでつむじの位置が広がったりズレたりしたように錯覚してしまいます。
また、つむじの渦の向きと遺伝には深い関連性があり、右巻き・左巻きの違いも親からの遺伝的要因が大きく影響します。日本人の場合は右巻きが約5割、左巻きが約5割弱とほぼ均等に分かれており、渦の巻き方と位置の組み合わせによって、生え癖の見え方に大きな個人差が生まれます。