激変する医療の最前線!臨床検査技師会が進める独自改革の全貌
診療報酬の改定議論と連動しながら、検査部門に求められる役割は大きく様変わりした。単にデータを出すだけのルーチンワークから、医師の診断プロセスを直接サポートする能動的な介入へ。この転換を決定づけたのが、国を挙げたタスク・シフト/シェアの急速な進展である。
一般社団法人日本臨床検査技師会が策定した最新の行動指針では、医師の過重労働解消に向けた具体的なアクションプランが明示された。超音波検査下での生検介助、採血業務の枠組み拡大、病棟におけるPOC(ポイント・オブ・ケア)検査のマネジメントなど、従来の検査室の壁を越えた現場介入が標準化されつつある。病院経営層にとっても、技師の職能拡張をいかに病棟稼働率や医療安全に結びつけるかが死活問題となってきた。