3分で描ける東京タワー簡単イラスト術!初心者向け図形活用法
東京タワーの作画で多くの初心者が挫折する最大の要因は、「無数に交差する鉄骨をそのまま描こうとして全体の比率が狂う」点にあります。プロのイラストレーターがランドマークを簡略化する際、最初に着目するのは細部ではなく「骨格となる幾何学図形」です。紙とペンを用意し、以下の4ステップに沿って図形を積み重ねてみてください。
ステップ1:土台となる「裾広がりの台形」を描く
まず、地面に接する最下部を作ります。裾が大きく外側に湾曲した富士山のような末広がりのラインを意識し、中央下部にアーチ状の空間(タワーの足元)をアーチ線で抜いておきます。これがタワー全体の安定感を生み出す重要なベースです。
ステップ2:メインデッキ(大展望台)となる「薄い長方形」を乗せる
タワー全体の高さに対して下からおよそ3分の1より少し高い位置に、横長の小さな長方形を描きます。この長方形がメインデッキ(大展望台)となります。ここが上下のパーツをつなぐ視覚的な重心です。
ステップ3:頂上へ伸びる「細長い二等辺三角形」を重ねる
長方形の上から、空に向かってスッと伸びるシャープな二等辺三角形を描き足します。その頂点付近にトップデッキ(特別展望台)を意味するごく小さな四角形を描き、最上部に垂直のアンテナ(避雷針)を1本立てます。この展望台とアンテナの描き方の基本比率を守るだけで、全体のフォルムは9割完成します。
ステップ4:鉄骨トラス構造の簡略化テクニック(X字の配置)
ここで細かな格子を描き込んではいけません。展望台より下の胴体にアルファベットの「X」を2〜3個、展望台より上の細い部分に「X」を1〜2個だけ間隔を空けて書き加えます。これだけで人間の脳は「複雑な鉄骨が組まれている」と自然に補完認識します。