『魔法にかけられて』の魅力を解剖!パロディの真相と続編配信まで網羅
『魔法にかけられて』が映画ファンの心を掴んで離さない大きな要因が、ディズニー自らが過去の名作アニメーションを徹底的にパロディ化した緻密な仕掛けです。画面の隅々にまで散りばめられたオマージュは、ディズニーファンであれば思わず唸ってしまうものばかりです。
代表的なパロディと元ネタの例を見てみましょう。
- 『白雪姫』:ナリッサ女王が老婆に変装してジゼルに毒リンゴを渡すシーンや、ジゼルがニューヨークのアパートで動物たち(ハト、ネズミ、ゴキブリ)を呼んで掃除を始める場面の構図。
- 『シンデレラ』:ジゼルがカーテンの生地を切り取って自らドレスを仕立てるシーンや、ロバートの娘モーガンに靴を履かせてもらうシチュエーション。
- 『眠れる森の美女』:毒リンゴで倒れたジゼルを目覚めさせる「真実の愛のキス」と、時計が12時を打つタイムリミットの演出。
- 『美女と野獣』:舞踏会場のきらびやかなシャンデリアの下でジゼルとロバートが踊るアングルや、エドワード王子がテレビ画面を見つめて混乱するカット。
- 歴代プリンセス声優のカメオ出演:ロバートのオフィスの受付嬢役として『リトル・マーメイド』アリエル役のジョディ・ベンソン、妊婦役として『美女と野獣』ベル役のペイジ・オハラ、エドワード王子が泊まるホテルのフロント係として『ポカホンタス』のアイリーン・ベダードが出演しています。
単なるギャグに留まらず、歴代作品への深い敬意を根底に持っているからこそ、毒っ気のあるコメディでありながら誰もが心温まる上質なエンターテインメントとして成立しています。