カルロス・ゴーンはなぜ捕まらない?レバノン逃亡の真相と現在の豪邸生活
ゴーン被告が直面している包囲網は、日本の司法機関だけにとどまりません。母国の一つであるフランスの検察当局も複数の国際逮捕状を発行しています。
フランスでの主な容疑は、ルノーと日産のオランダ統括会社「RNBV」からの資金流用疑惑や、オマーンの販売代理店を経由した資金不正還流、さらにはベルサイユ宮殿での豪華な私的パーティー費用の肩代わり疑惑などです。かつてフランスの経済界で英雄視されていたゴーン被告ですが、本国フランスの司法からも明確に疑惑の目を向けられています。
さらに、逃亡を手引きしたとされる妻のキャロル・ゴーン氏に対しても、日本の検察から偽証容疑で逮捕状が出ています。夫婦揃って国際手配の対象となっており、欧米の主要国をはじめとするICPO加盟国の多くにおいて、入国した瞬間に現地当局に拘束される危険を常に抱えています。