猛烈な痒みの正体は?ダニとノミの刺された跡の違いと見分け方を徹底解説
塗り薬で皮膚の症状を鎮めても、室内の発生源を根絶しなければ再び刺される悪循環に陥ります。ダニとノミでは駆除の力点が異なるため、それぞれの弱点を突いた対策を実行することが求められます。
まずダニ対策において知っておくべきは、「ダニ退治のために布団を洗濯機で洗うだけでは不十分」という事実です。ダニは繊維の奥にしがみつき、水や洗剤に浸かっても容易には死滅しません。ダニを確実に死滅させる条件は「50℃以上の熱に20〜30分以上さらすこと」です。コインランドリーの大型衣類乾燥機を利用する、あるいは家庭用の布団乾燥機を念入りにかけた後、死骸やフンを掃除機で徹底的に吸い取る手順が極めて高い効果を発揮します。
一方、ネコノミの駆除は部屋全体の環境整備が鍵を握ります。ノミの成虫は宿主の上で生活しますが、産み落とされた卵やサナギ、幼虫は床の隙間やじゅうたんの毛足の奥に落ちています。吸引力の強い掃除機で毎日部屋の隅々までゴミを吸い取り、集めたゴミはビニール袋に密閉して即座に破棄します。被害が深刻な場合は、ノミに対応した燻煙剤を一斉に使用し、ペットを飼育している家庭では動物病院で処方されるスポットタイプの駆除薬を定期的に投与して感染ルートを完全に遮断します。