ピットブル事件の真相|相次ぐ噛みつき事故と飼い主の法的責任・規制

ピットブル事件の真相|相次ぐ噛みつき事故と飼い主の法的責任・規制の見逃せないポイントを一挙に解説しました。

Q1:散歩中にノーリードや脱走したピットブルに遭遇した場合、どう身を守るべきですか?
A1:大声を出して走って逃げる行為は絶対に避けてください。走る標的を見ることで、ピットブルの捕食スイッチが即座に入ります。視線を犬の目からわずかに外しつつ、背中を見せずに静かに後退してください。自転車やバッグ、上着など身の回りにあるものを自身と犬の間に挟み、バリケードとして突き出します。万が一倒されて噛みつかれた場合は、うつ伏せになって両手で首の後ろと喉元を固くガードし、致命傷を防ぐ姿勢を取り続けてください。

Q2:日本国内でピットブルを飼育すること自体は法律で禁止されていますか?
A2:2026年現在、国の法律(動物愛護管理法)においてピットブルの飼育を一律に禁止する条文はありません。ただし、茨城県や佐賀県、札幌市など「特定犬条例」を持つ自治体では、特定犬としての届出、強固な檻での飼育、出入口への標識掲示などが法的に義務付けられています。条例違反に対しては過料や命令違反の罰則が設けられていますが、法規制がない自治体では実質的に誰でも自由に飼育・購入できる状態が続いています。

Q3:万が一、ピットブルが人を噛んでしまった場合、自動車保険や火災保険の「個人賠償責任特約」で治療費はカバーされますか?
A3:契約内容によって大きく異なります。一般的な個人賠償責任保険では飼い犬の事故が補償対象となるケースが多いものの、近年相次ぐ重大事故を受け、保険会社によっては約款の免責条項に「特定危険犬種(闘犬種)」を指定し、補償対象外としている商品が存在します。また、飼い主に「重大な過失(柵の鍵を開け放していた等)」が認められた場合、保険金の支払いが拒絶されるリスクもあります。事故が起きてからでは取り返しがつきません。

小林 直樹

小林 直樹

トレンドリサーチャー

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。