さくらももこの実在の姉は現在?死亡説の真相や意外な職業を徹底解明
国民的キャラクターである「さくらさきこ」には、明確な実在モデルが存在します。さくらももこ氏の実姉であり、本名は三浦範子(みうらのりこ)さん(旧姓:三浦)です。生年は1963年で、1965年5月生まれのさくらももこ氏より学年で2学年上に位置します。
アニメにおけるお姉ちゃんといえば、成績優秀で冷静沈着、真面目で几帳面という「まる子とは正反対の優等生」として描かれています。しかし、ミリオンセラーを記録した初期の自伝的エッセイ『もものかんづめ』や『さるのこしかけ』を開くと、そこにはテレビの画面からは想像もつかない破天荒な実姉の姿が生々しく記録されています。
象徴的な違いが、夢中になっていたアイドルの存在です。作中のお姉ちゃんは熱烈な西城秀樹のファンとして有名ですが、現実の範子さんが当時熱狂していたのは錦野旦(にしきのあきら)氏でした。部屋中に錦野氏のポスターを貼り巡らせ、妹のまる子に対してスターの魅力を熱弁していたというエピソードは、ファンの間でも語り草となっています。テレビアニメ化に際し、当時の小学生女子のリアルなトレンドや物語の構成上の演出を考慮して西城秀樹氏へと変更された経緯があります。
さらに、実生活における姉妹関係は、単なる「しっかり者の姉と怠け者の妹」という単純な構図にとどまりません。エッセイ『もものかんづめ』の名エピソード「メルヘン翁」において、厳格かつ奇行の目立った実の祖父(友蔵のモデル)が他界した際、姉妹して一切の涙を流さず、むしろ葬儀の席で次々に巻き起こる珍事に対して「いかに笑いを堪えるか」で強烈な共犯関係を結んでいた描写は、読者に大きな衝撃と共感を与えました。現実の姉は、冷徹な観察眼と強烈な笑いのセンスを併せ持ち、さくらももこ氏のギャグセンスを最も間近で刺激し続けた最大の理解者だったのです。