五月雨式に申し訳ございませんの正しい意味と上司・取引先への言い換え例文

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「五月雨式(さみだれしき)」という言葉のルーツは、古くから日本の気候を表す「五月雨(さみだれ)」にあります。五月雨とは、旧暦の5月(現在の太陽暦で6月上旬から7月中旬頃)に降る長雨、すなわち「梅雨(つゆ)」を指す季語です。梅雨の時期の雨は、一度激しく降ってカラッと晴れるのではなく、降ったり止んだりを断続的に繰り返しながら延々と降り続く特徴を持っています。

この「だらだらと途切れ途切れに物事が続く様子」をなぞらえて、物事を一度にまとめて完結させず、小分けにして断続的に行うやり方を「五月雨式」と呼ぶようになりました。

ビジネスシーンにおける「五月雨式に申し訳ございません」は、本来であれば1通のメールや1回の提出で完結させるべき用件を、こちらの不手際や業務上の都合によって複数回に分けて小出しにしてしまう非礼を詫びる前置き表現として機能しています。単なる定型句ではなく、「一度にまとめられずお手数をかけます」という相手への配慮が根底に含まれている言葉です。

中島 亮太

中島 亮太

写真家・フォトエディター

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。