劇場版完結から現在へ――なぜ2026年の今、『ハイキュー! !』歴代主題歌メドレーが世界中でバズり散らかしているのか?
『ハイキュー!!』の音楽を語る上で、SPYAIRとBURNOUT SYNDROMESの存在を無視することはできない。彼らが提供した楽曲は、単なるタイアップの枠を完全に超えていた。初代オープニングテーマ「イマジネーション」が流れた瞬間のあの高揚感を、今でも鮮明に覚えている人は多いはずだ。泥臭く、しかしどこまでも真っ直ぐに上を目指す烏野高校排球部の姿が、そのままメロディと歌詞に投影されていた。
BURNOUT SYNDROMESによる「Fly High!!」や「ヒカリアレ」は、文学的とも言える重厚な歌詞と、スタジアムロックのようなスケール感で作品のステージを一つ上に引き上げた。メドレーとしてこれらの楽曲がシームレスに繋がるとき、リスナーは日向翔陽や影山飛雄たちが歩んできた成長の軌跡を、耳を通じて追体験することになる。イントロが流れた瞬間に鳥肌が立つ。そんな超強力なキラーチューンだけで構成されているのが、このメドレーの恐ろしさだ。