カツーン解散の真相と2026年の現在地|公式発表の裏にあった決断
KAT-TUNというグループを語る上で避けて通れないのが、幾度となく直面した「メンバーの脱退劇」と、それを乗り越える契機となった「充電期間」の軌跡です。2001年の結成時、グループ名はメンバー6人の頭文字(K:亀梨、A:赤西、T:田口、T:田中、U:上田、N:中丸)から名付けられ、2006年3月のメジャーデビューシングル『Real Face』は100万枚を超えるミリオンセラーを記録しました。しかし、その圧倒的な成功の裏で、個性の強烈な衝突が始まります。
カツーン脱退メンバーの経緯を時系列で振り返ると、まず2010年に海外志向と音楽性の違いから赤西仁が脱退。続いて2013年には、度重なるルール違反を理由に田中聖が専属契約を解除される事態となりました。さらにデビュー10周年の節目を目前にした2016年春、田口淳之介が自身の進路を理由に脱退し、メンバーは当初の半数である3人へと減少します。
この直後に宣言されたのが、2016年5月から約1年8カ月に及んだ「充電期間」でした。当時、一部メディアでは「このまま自然消滅するのではないか」と囁かれましたが、KAT-TUN充電期間の真相は、壊れかけたグループの精神的基盤を立て直すための不可欠な防衛措置でした。当時の特番インタビューにおいて、上田竜也は「このまま中途半端に続けてもKAT-TUNの看板を汚すだけ。個々が強くなって戻る以外に道はなかった」と述懐しています。2018年1月の東京ドーム公演で見せた劇的な再始動は、残された3人が極限のプレッシャーの中で勝ち取った奇跡の復活劇でした。