ダッカの過密と人口ボーナスの真実!急変するバングラデシュの未来
客観的な数値を紐解くと、この国の置かれた立ち位置がより鮮明になる。国際連合が公表する「国連世界人口推計」やバングラデシュ統計局の公的データ、さらにUN DataやStatistaといった国際的なデータベースの数字を比較分析すると、興味深い人口統計学的な転換点が浮かび上がってくる。
合計特殊誕生率はかつての6以上から直近では2.0前後へと急激に低下し、人口置換水準に達しつつある。これは爆発的な人口増加の時代が終焉を迎え、数十年後には人口ピークに達することを示唆する。高密度な状態は維持されつつも、量的な拡大から質的な成熟へとフェーズがシフトしている事実は見逃せない。