みのもんた死亡説と死因の真相|パーキンソン病公表後の姿を追う
火のないところに煙は立たない。だが、ネット空間の煙は時に事実無根の火種から立ちのぼる。今回、死亡説が一人歩きした最大の要因は、急速に進んだメディア露出の減少と、大手ポータルサイトでの過去映像アーカイブ配信が重なったことにある。
かつて彼が帯番組をいくつも抱えていた時代を知る世代にとって、画面から完全に姿を消した状態は「万が一の事態」を連想させやすい。さらに、往年の名司会者や昭和を彩った大物芸能人の訃報が相次ぐ昨今の世相が、人々の不安を無意識に増幅させた。検索エンジンのアルゴリズムは、ユーザーの「まさか亡くなったのでは?」という漠然とした不安を掬い上げ、結果として不穏なキーワードをサジェストの上位に押し上げてしまったのである。
芸能関係者の一人はこう証言する。「体調面の変化による引退同然の生活が続いているため、定期的にネット上で生存確認のような検索の波が起きます。しかし、現在もご自宅で静かに療養を続けておられ、重篤な事態に陥っているわけではありません」