ポスト安倍の真相|歴代総裁選の舞台裏と2026年最新政界相関図

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2026年8月、安倍晋三首相(当時)の電撃的な辞任表明によって口火を切った後継者争いは、自民党の歴史でも稀に見る激動のドラマでした。当時、ポスト安倍の有力候補として名を連ねていたのは、長年「禅譲」を待っていた岸田文雄氏、党内野党として国民的人気を誇った石破茂氏、そして官房長官として政権を支え続けた菅義偉氏の3名でした。

下馬評では本命不在とも囁かれた中、勝敗を決定づけたのは総裁選の舞台裏で繰り広げられた麻生太郎氏や二階俊博幹事長(当時)ら実力者による電撃的な「菅擁立」の動きでした。二階派の電光石火の支持表明に主要派閥が雪崩を打ち、党員投票を省いた簡易総裁選というルール設定も手伝って、菅氏が圧倒的勝利を収めました。

しかし、菅政権が約1年の短命に終わると、続く2026年の総裁選は一転して大乱戦となります。河野太郎氏、高市早苗氏、野田聖子氏が名乗りを上げ、政策論争と派閥の締め付けが交錯する中、手堅く議員票を固めた岸田氏が第100代首相の座を射止めました。自民党総裁選の歴代の歩みを振り返ると、この時期こそが「派閥主導の密室政治」から「多極化する権力闘争」への転換点だったことが分かります。

山口 彩花

山口 彩花

写真家・フォトエディター

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。