平屋で子供部屋だけ2階は大後悔?費用と将来の使い道を徹底検証
平屋をベースに2階部分を最小限に抑える「部分2階建て」は、コスト面でどのような立ち位置にあるのか。2026年現在の資材高騰下における平屋風2階建ての建築費用相場を、完全平屋および総2階建てと比較検証しました。
「平屋より安く建てられる」という営業トークを鵜呑みにするのは早計です。確かに基礎や屋根の面積が広大になる完全平屋と比較すれば、2階へ一部床を逃がすことで初期費用は抑えられます。しかし、構造がシンプルな総2階建てと比較した場合は、1階部分の屋根である「下屋(げや)」が増えるため、雨仕舞いの板金工事や壁面との取り合い処理が増加し、施工単価が跳ね上がります。
さらに見落とされがちなのが子供部屋だけ2階の固定資産税です。家屋の評価基準では、基礎の立ち上がり長さや屋根材の平米数が大きな評点要素となります。部分2階建ては1階の建築面積が広くなるため、同じ延床面積の総2階建てに比べて家屋調査での算出点数が高くなりやすく、毎年の税負担が想定を上回るケースも少なくありません。