岡山市で花火の音が今日鳴った?打ち上げ場所・時間と真相を徹底解剖
不意の花火が発生した瞬間、X(旧Twitter)などのSNS上では岡山市花火ネットの反応が急増します。「岡山の花火の音、どこから聞こえてる?」「地響きがすごくて家が揺れた」「窓を開けたけれど煙すら見えない」といったリアルタイム投稿がタイムラインを埋め尽くすのが通例です。
なぜ岡山市内では、これほどまでに花火の音が広範囲かつ大音量で体感されるのでしょうか。そこには岡山平野を取り囲む山並みと気象条件が深く関係しています。
岡山市の中心部は、北側の笠井山や東側の操山(みさおやま)、南側の山林に囲まれたすり鉢状の地形を形成しています。平野部で打ち上げられた花火の衝撃波は、遮蔽物のない上空で拡散された後、これらの山肌に当たって反射音(エコー)を生み出します。さらに夜間の放射冷却によって地表付近の気温が下がり、上空に暖かい空気の層ができる「逆転層」が発生すると、音波が上空へ逃げずに地表へ向かって屈折する現象が起きます。これにより、発射地点から5〜10キロメートル以上離れた場所であっても、すぐ近所で雷が落ちたかのような轟音として届いてしまうのです。