ジョジョ4部重ちー死亡の真相!なぜ屈指のトラウマと呼ばれるのか
ファンの間では長年、「もし重ちーが逃げに徹していたら吉良に勝てていたのではないか」「ハーヴェストは4部最強スタンドだったのではないか」という議論が交わされています。ここではネット上で散見される誤解を論理的に検証します。
第一に、スタンド能力単体のポテンシャルにおいて、ハーヴェストは吉良吉影を圧倒し得たという事実です。約500体存在する小型スタンドは、1体や2体破壊されたところで本体へのダメージは微小です。重ちー自身が言及したように、ハーヴェストに命じて吉良の頸動脈を切り裂く、あるいは目や鼻から体内へ侵入させてアルコールを直接注入し急性アルコール中毒に陥らせるといった戦法をとっていれば、理論上は完勝可能でした。
しかし、重ちーが敗北した最大の理由は能力の差ではなく、「人を殺害した経験がない普通の中学生」であった点に尽きます。重ちーはあくまで「吉良を懲らしめて警察に突き出す」ことしか考えておらず、即座に相手の息の根を止めるという発想自体を持ち合わせていませんでした。対する吉良吉影は、何年も完全犯罪を重ねてきた冷酷な快楽殺人者です。殺意の純度と覚悟の決定的な差が、重ちーに致命傷を負わせる隙を生んでしまったのです。
第二に、「仗助の元へ行かずに外へ逃げていれば助かったのか」という仮説ですが、これも極めて困難でした。キラークイーンの第1の爆弾は射程に関係なく、吉良が起爆スイッチを押せば対象を消し飛ばせます。100円硬貨の爆破で重傷を負った時点で、吉良は重ちーを逃がす気は毛頭なく、校舎の出口を塞ぐように先回りしていました。絶体絶命の包囲網の中で、仗助という唯一の希望に賭けて進んだ重ちーの判断は、彼が選べる最善の手だったと言えます。