私人逮捕系Youtuber一覧と現在|摘発の背景と裁判判決の全貌
私人逮捕系配信者の崩壊が決定的となったのは、業界のツートップであった「煉獄コロアキ」と「ガッツch」の幹部に対する警視庁による連続逮捕でした。
煉獄コロアキの逮捕理由は、2026年9月に帝国劇場付近で発生した事案に起因します。人気アイドルのコンサートチケットを転売したと決めつけ、無関係な女性に対してカメラを向けながら「転売ヤーだな」「警察に行こう」などと執拗に詰め寄り、その顔を一切隠さずYouTubeに公開した名誉毀損容疑でした。女性側は転売行為など一切行っておらず、全くの事実無根であったことが警察の捜査で判明。女性の人権と生活を著しく破壊した悪質性が重視され、東京地裁は名誉毀損罪で有罪判決を言い渡しました。
一方、さらに悪質な手口で社会を震撼させたのが「ガッツch」を主宰していた中島蓮(本名・今野蓮)です。痴漢撲滅を謳って駅構内で男性を取り押さえる過激動画で知られていましたが、ガッツch中島の判決に至る最大の容疑は、覚醒剤の購入を持ちかけておびき出した相手を私人逮捕するマッチポンプの手口でした。自らネット掲示板で覚醒剤の売人を装って接触し、指定の場所に現れた人物を取り押さえるという自作自演行為が覚醒剤取締法違反の教唆に該当すると認定されたのです。公判では強要罪なども加わり、裁判長は「正義感を装った再生数稼ぎの卑劣な犯行」と厳しく断罪し、執行猶予付きの懲役刑を言い渡しました。
法廷で被告人席に座った彼らは、動画内で見せていた威勢の良い態度とは打って変わり、消え入るような声で謝罪を繰り返し、かつての支持者を失望させました。