卓球・松島輝空の現在地と進化!世界ランク躍進と卓球一家の真実
日本の卓球ファンが最も熱い視線を注ぐのが、現エース・張本智和と松島輝空のライバル関係です。2人はプレースタイルやメンタリティの面で鮮やかなコントラストを描き出しています。張本が前陣に張り付き、世界最速と称される超高速バックハンドで相手の時間を奪う「超攻撃型速攻」を極致とするのに対し、松島輝空は左利き特有の多彩な回転量とリーチの広さを活かした「オールラウンド・パワーカウンター型」です。
松島の最大の武器は、予測不能な軌道を描くチキータと、相手の決め球を中陣から強烈なスピンで巻き返すフォアハンドカウンターです。サウスポーから繰り出される順横回転・逆横回転のサービスは初見でのレシーブが極めて難しく、世界のトップ選手であってもレシーブから主導権を握られる場面が目立ちます。木下マイスター東京で張本と共に練習を重ねた時期には、張本のスピードを肌で体感し、自らの回転量重視のプレースタイルに高速ピッチを融合させることに成功しました。
その超絶技巧を支えるラケットや用具へのこだわりも徹底しています。用具契約を結ぶバタフライの特注モデル(インナーカーボン系ブレード)をベースに、フォア面には回転量と重厚な打球感を両立する粘着性テンションラバー(ディグニクス09C等)、バック面には反発力と打球スピードに優れたハイテンションラバー(ディグニクス05等)をセレクト。自らの打球パワーが増した2026年現在は、用具の重量配分を数グラム単位で微調整し、激しい打ち合いでもブレない圧倒的な打球安定性を手に入れています。