戸田恵梨香のミサミサはなぜ伝説なのか?実写化20年目の真実と現在
ネット上のコミュニティや知恵袋等で定期的に議論を巻き起こすのが、弥海砂の最期、すなわち死因と結末をめぐる混乱です。実は原作コミックと映画シリーズでは、彼女が迎える運命の描き方が大きく異なっています。
原作漫画における弥海砂は、夜神月の死から1年後の2011年2月14日(バレンタインデー)に、自ら命を絶ったことが公式ファンブック『DEATH NOTE HOW TO READ 13』で明かされています。死因の直接的な描写はなく、月のいない世界に絶望した末の孤独な死でした。
一方で、映画版における結末はよりドラマチックかつ詩的な昇華を遂げています。2006年の『the Last name』において、彼女はノートの所有権を放棄させられ、キラやデスノートに関する記憶を一切失った状態で生存します。愛する月の記憶すら消し去られながらも、普通の人間として生きていく切ない幕切れでした。
さらに注目すべきは、10年後の正統続編として公開された2016年の映画『デスノート Light up the NEW world』です。記憶を取り戻した弥海砂は、再び現れたデスノートを手にし、最後は夜神月の腕の中で眠るかのように自らの寿命を全うしてノートに名前を記します。死神の目を2度取引し、寿命が元の4分の1に縮んでいた彼女が、自らの意思で選んだ「愛に殉じる死」。この映画版独自の解釈は、原作ファンからも「切なくも美しい、海砂らしい幕引き」として高く支持されました。