歯茎のできものは放置Ng?痛くない白い膿の袋やしこりの正体を徹底解説

歯茎のできものは放置Ng?痛くない白い膿の袋やしこりの正体を徹底解説の背景について、最新情報を基に徹底解説します。

日常的によく見られる「口内炎」と、早急な治療を要する「フィステル」は、外見が白っぽく似ているため一般の人が混同しやすい。しかし、その発生メカニズムと危険度は根本から異なる。

日本歯内療法学会や厚生労働省の歯科疾患実態データに基づき、臨床現場で用いられる鑑別基準を以下にまとめた。

鑑別項目一般的な口内炎(アフタ性)フィステル(瘻管/膿の出口)歯周膿瘍(歯周病由来)外観・形状中央がくぼんだ円形の浅い潰瘍ニキビやおでき状に盛り上がった白い突起歯と歯茎の境目が赤くブヨブヨと腫れる自覚症状(痛み)刺激物や接触で激しい鋭痛がある自発痛はほぼなし(押すと鈍痛や異味)拍動性のズキズキした痛み・腫脹感発生部位頬粘膜、唇の裏、舌、歯茎の可動部歯の根の先端付近(付着歯肉)歯周ポケット周辺(歯頸部)経過と持続期間1週間〜10日程度で自然治癒する数ヶ月以上消えない、または増縮を反復急性期を過ぎると一旦引くが再発する根本原因疲労、免疫力低下、粘膜の微小外傷歯根先端の細菌感染(根尖性歯周炎)歯周病菌による深部ポケットの化膿必要な対応患部の清掃、休養、口内炎軟膏精密根管治療・外科的歯内療法歯周ポケットの清掃・排膿・抗菌療法

口内炎であれば、2週間以上同じ場所に残り続けることはまずない。もし「2週間以上消えない」「痛くないが白くぷくっとしている」「口の中に苦い液体がにじみ出る」といった症状がある場合、口内炎ではなくフィステルを疑うべきである。

石川 優花

石川 優花

インテリア&ライフスタイルコーディネーター

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。