一蘭札幌すすきの店なぜ大行列?待ち時間の真相と穴場時間を徹底解剖
札幌ラーメンの聖地であり、周辺数百メートル圏内に名だたる味噌ラーメンの老舗や有名店がひしめくすすきので、なぜ一蘭 札幌すすきの店にこれほど長い行列ができるのでしょうか。取材を進めると、競合他店とは一線を画す「3つの構造的理由」が見えてきました。
第1の理由は、インバウンド(訪日外国人観光客)における圧倒的ブランド力です。アジア圏をはじめとする海外旅行者の間では「日本へ来たら一蘭を食べる」という行動様式が完全に定着しています。札幌を訪れるインバウンド客にとっても、北海道初進出となった同店はマストの目的地となっており、店頭の並び客の4〜6割を外国人観光客が占める日も珍しくありません。
第2の理由は、すすきののナイトライフと「深夜営業」の完全な合致です。すすきの周辺のラーメン店は深夜2時〜3時頃に閉店する店舗も少なくありません。その中で早朝まで営業を継続する一蘭は、夜勤明けの飲食業従事者や始発待ちのナイトワーカーにとって極めて頼もしい受け皿となっています。濃厚かつ臭みのない豚骨スープは、飲酒後の胃袋を強力に引きつけます。
第3の理由は、1席あたりの滞在時間と客席数のバランスです。名物である個席仕切りの「味集中カウンター」は、ラーメンの味に没頭できる反面、グループ客が隣同士で揃って座るために席調整が発生しやすく、一般的なオープンカウンターのラーメン店に比べて列の進みが緩やかになる傾向があります。この店舗構造が、行列の長さをさらに際立たせる要因となっています。