犬にりんごは与えていい?危険な部位と中毒リスク・体重別適量を徹底解説の背景について、専門知識を取りまとめてご紹介します。
りんごは水分が約85%を占める低脂質な食材ですが、果糖などの糖分を豊富に含んでいます。主食である総合栄養食の栄養バランスを崩さないためには、「1日の最適間食量は総摂取カロリーの10%以内、可能であれば5%程度」に抑えるのが獣医学上の鉄則です。
体重に応じた1日の許容量を把握せずに与え続けると、知らず知らずのうちに肥満や栄養障害を招きます。以下に、一般的な成犬を想定した体重別の適量目安をまとめました。
犬の体格区分(体重)1日の最大目安量(可食部)カットサイズ・推奨形態編集部の見解・給餌時の注意点超小型犬(〜3kg未満)
チワワ、トイプードル等5〜10g
(小さじ1杯程度/8等分くし形の1/8以下)すりおろし、または3〜5mm角の極小みじん切り丸呑みによる食道閉塞リスクが極大。固形ではなくピューレ状が安全。小型犬(3kg〜10kg未満)
柴犬、ミニチュアダックス等15〜25g
(8等分くし形の1/4〜1/3切れ程度)5mm〜1cm未満のサイコロ状、または極薄スライス嗜好性が高いため主食のドッグフードを食べなくなる偏食に注意。中型犬(10kg〜25kg未満)
コーギー、ボーダーコリー等30〜45g
(8等分くし形の半分程度)1cm角程度のキューブ状、または薄切り噛まずに一気に吸い込む癖のある個体は誤嚥事故の危険性あり。大型犬(25kg以上)
ゴールデンレトリーバー等50〜60g
(8等分くし形の約1切れ弱)一口大(1.5cm程度)にカット、または加熱体格が大きいからといって丸ごと1個与えるのは糖分過多・下痢の元。
上記の数値はあくまで健康な成犬における「上限値」であり、毎日与えるべき推奨量ではありません。愛犬の運動量や基礎代謝、普段の食事量に応じて細かく加減し、初めて与える際は表に記載された量の1/3程度から様子を見る姿勢が求められます。