東京のエッフェル塔?東京タワーとパリの決定的な違いと歴史の真相
2012年に開業した東京スカイツリー(高さ634m)の登場により、東京タワーの立ち位置はどう変化したのでしょうか。両者の役割と特性の違いを整理します。
スカイツリーが建設された主因は、都心部に超高層ビルが林立したことによる電波障害の回避でした。地上デジタル放送を広域に届ける主送信所の座はスカイツリーへと移行しましたが、東京タワーは現在も予備送信所としての重責を担い続けています。
構造面でも、鉄骨トラス構造の東京タワーに対し、スカイツリーは日本の伝統的な五重塔に着想を得た「心柱制振システム」を採用。高さとハイテク技術で圧倒するスカイツリーに対し、東京タワーは港区・芝公園という都心ど真ん中の立地、そして間近で見上げたときの鉄骨の密度感と温もりで、今なお強い支持を集めています。