国宝の城はなぜ5つだけ?現存十二天守の違いと歴史の深層を徹底解剖

国宝の城はなぜ5つだけ?現存十二天守の違いと歴史の深層を徹底解剖について見逃せない ポイントを分かりやすく解説いたします。

城郭ファンのみならず多くの旅人を魅了する名城ですが、まずは日本に現存する天守の全体像を整理しておきましょう。明治の廃城令や第二次世界大戦の戦災を免れ、当時の姿を今に伝える天守は全国で12基しかありません。この「現存十二天守」は、文化財保護法によって国宝(5城)と重要文化財(7城)の2層に区分されています。

【国宝五城 一覧】
・姫路城(兵庫県姫路市)|世界文化遺産/大天守と3つの小天守を結ぶ連立式天守
・松本城(長野県松本市)|漆黒の下見板張りが輝く連結複合式天守
・犬山城(愛知県犬山市)|木曽川の断崖にそびえる現存最古級の望楼型天守
・彦根城(滋賀県彦根市)|多彩な破風と優美な意匠が調和した複合式天守
・松江城(島根県松江市)|2015年に再指定を果たした実戦本位の複合式望楼型天守

【重要文化財に指定されている現存七天守】
・弘前城(青森県)
・丸岡城(福井県)
・備中松山城(岡山県)
・丸亀城(香川県)
・伊予松山城(愛媛県)
・宇和島城(愛媛県)
・高知城(高知県)

重要文化財の7城も歴史的価値は極めて高い建造物ですが、国宝五城は建築美・構造技術・歴史的証拠の3点において、突出した評価を受けています。

清水 千尋

清水 千尋

フード&トラベルライター

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。