仕手筋の有名人と大物相場師の正体|株価操縦の手口と現代の末路
Q1:歴史上の大物相場師で、莫大な富を維持したまま天寿を全うした人はいないのですか?
A1:極めて稀です。加藤暠氏は度重なる逮捕と公訴棄却の末に病没し、是川銀蔵氏も晩年は巨額の追徴課税と借金に直面しました。相場操縦的な手法で巨利を得た人物の多くは、最終的に当局による法的制裁、所得税の追徴、または次の仕手戦での失敗によって富を失う傾向が顕著です。「相場で作った金は相場に消える」という相場格言の通りの結末が歴史の真実です。
Q2:現代の株式市場において、仕手株を事前に見分ける兆候はありますか?
A2:完全な事前察知は困難ですが、典型的な兆候は存在します。業績低迷が続く時価総額50億円未満の低位株において、何の材料も発表されていないのに「特定の時間帯に不自然なまとまった出来高が断続的に入る」「日足チャートの下値が不自然に切り上がっている」といった動きが見られる場合、水面下で玉集めが行われている可能性があります。ただし、それが仕手筋によるものか単なる大口の撤退かは外見からは判別できません。
Q3:SNSで話題の急騰株に乗ってしまった場合、どう対処すべきですか?
A3:含み益・含み損にかかわらず、即座に逆指値注文を入れるかポジションを縮小することが鉄則です。仕手的な銘柄は一度崩落が始まると「特別売り気配」の連続となり、何日間も約定しないまま資産が半減することが日常茶飯事です。「これ以上下がったら無条件で投げる」という損切りラインを即座に確定させることが唯一の自己防衛策です。