十朱幸代の現在|両足手術と壮絶リハビリの真相、西郷輝彦との秘話
十朱幸代を襲った最大の試練は、60代半ばから悪化した足の痛みでした。ヒールを履いて激しい舞台をこなし続けた代償は大きく、骨と骨が直接ぶつかり合う激痛によって、一時は立ち上がることすら激しい苦痛を伴う状態にまで追い込まれました。
女優としての誇りから痛みを隠して活動を続けていたものの、ついには限界を迎え、両足首の手術を決断します。手術自体も大掛かりなものでしたが、本当の闘いは術後に待っていたリハビリでした。
関節を固定・再建した足は思うように動かず、筋力も大幅に低下。一歩を踏み出すことすら涙が出るほどの痛みに襲われる日々が続きました。「もう二度と自分の足で歩けないのではないか」という絶望感を抱えながらも、専門医や理学療法士の指導のもと、何ヶ月にもわたる過酷なリハビリメニューを完遂。見事に自力歩行への復帰を果たしたのです。