水戸黄門・暴れん坊将軍の名優!横内正の知られざる近況と舞台魂
横内正という役者を語る上で欠かせないのが、お茶の間を熱狂させた時代劇の黄金期だ。TBS系『水戸黄門』で初代格さんを演じ、助さん役の里見浩太朗とともに作り上げたコンビネーションは、半世紀近く経った今も語り草となっている。冷静沈着で知的な格さんのキャラクター像を確立したのは、紛れもなく横内の端正な佇まいと確かな演技力であった。
また、テレビ朝日と東映がタッグを組んだ『暴れん坊将軍』では、八代将軍・徳川吉宗を演じる松平健を支える盟友・大岡越前守忠相役を長年にわたって好演した。京都の東映太秦撮影所で育まれた時代劇の様式美、立ち回りの呼吸、そして登場人物の義理人情。里見浩太朗や松平健ら第一線の同志たちと切磋琢磨した現場の熱量は、現在の彼の舞台制作における揺るぎない土台となっている。