食卓のあさりは本物か?産地偽装のからくりとスーパーでの見分け方
買い物客が日々のスーパーで「失敗しないあさり」を選ぶには、どこに注目すればよいのだろうか。水産市場のプロに取材したところ、ラベルの表示内容はもちろん、あさりの「見た目の特徴」にも明確な違いが存在することが分かった。
まず見るべきは、貝殻の模様とツヤだ。国産(特に干潟でしっかり育った天然ものや管理生産品)のアサリは、貝殻の模様が一つひとつ非常に個性的で、色味が複雑かつ表面が自然なマット感または適度なツヤを持っている。一方、短期間で急激に輸入・移送された個体は、殻の摩耗が激しかったり、模様が白っぽく退色しているケースが散見される。
次に、持ったときの重みと水吹き状態だ。活気が良く新鮮な本物のアサリは、パックの中でしっかり口を閉じており、持ち上げたときにズッシリとした重みがある。また、最近のスーパーでは「トレーサビリティQRコード」が添付されたパックが増加している。スマホで読み取ることで、水揚げ港や養殖履歴が即座に確認できる商品は、最も安心できる選択肢と言える。