金曜日ドラマ2026の覇権は?ふてほど・ライオンの隠れ家を徹底検証

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ネットニュースやSNSのコメント欄において、しばしば「世帯視聴率が1桁だから爆死」「ドラマ離れが進んでいる」といった短絡的な言説が散見されます。しかし、現代の放送ビジネスの実態と照らし合わせた場合、これは完全な事実誤認です。

金曜ドラマ2026視聴率速報や局内の指標において最も重視されていたのは、購買力が高く広告効果の大きい「コア視聴率(13歳〜49歳の個人視聴率)」と、TVerをはじめとするデジタル配信プラットフォームでの再生数および広告インプレッションでした。例えば『不適切にもほどがある!』は、世帯視聴率こそ7〜8%前後で推移していましたが、コア視聴率では同時間帯トップを独走。TVerでは配信開始からわずか数日で歴代最速の再生ペースを叩き出していました。

さらに、TBS系金曜ドラマ枠はNetflixやU-NEXTといったグローバルOTTへの国内外同時・独占配信権をパッケージ化して販売しており、放送前の段階で制作費の回収と一定の利益を確保するビジネスモデルを完成させています。地上波の世帯視聴率という単一のモノサシだけで作品の成否を断じる議論は、業界の現場構造を無視した時代遅れの評価軸に過ぎません。

山下 哲也

山下 哲也

自動車・モビリティライター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。