牛サガリとは?ハラミとの違いや部位の正体・美味しい焼き方を徹底解説
焼肉店でよく並べて表記される「サガリ」と「ハラミ」。どちらも横隔膜の一部ですが、明確な違いが存在します。
解剖学的な位置で見ると、ハラミは背中側の薄い部分を指し、サガリは肋骨(あばら)側の厚みのある部分(腰椎に接する部分)を指します。肉質にもはっきりとした個性があり、ハラミは適度にサシ(脂)が入ってジューシーなコクがあるのに対し、サガリは脂分が控えめでより赤身に近いすっきりとした後味が特徴です。
また、地域によって呼び名の文化が異なります。関東をはじめとする全国の多くの地域では「ハラミ」と「サガリ」を区別して提供する店舗が増えていますが、関西圏ではサガリを含めて「ハラミ」と総称されるケースが珍しくありません。逆に、北海道や東北の一部地域では横隔膜全体を「サガリ」と呼び、豚サガリ文化とともにソウルフードとして深く根付いています。