ナタデココとタピオカの違いを徹底比較!カロリー差と歴代ブームの真相

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日本のデザート市場を振り返ると、両者は異なる時代に社会現象級のブームを巻き起こしました。

第1の波となったナタデココブームは1993年(平成5年)に発生しました。ファミリーレストラン「デニーズ」がメニューに採用したことを皮切りに人気が沸騰。輸入が追いつかずに缶詰が店頭から消え去り、フィリピン現地の生産ラインが急拡大するほどの経済現象に発展しました。ティラミスに続く平成初期の「新食感スイーツ」として、日本人の味覚に強いインパクトを残しました。

一方のタピオカは、過去に3度のブームを経験しています。1990年代初頭のエスニック料理店での白タピオカ(第1次)、2008年頃の台湾ティーチェーン上陸(第2次)、そして記憶に新しい2018〜2019年の第3次タピオカ大ブームです。女子中高生を中心に「タピる」という言葉が流行語大賞トップ10に入り、原宿や渋谷をはじめ全国の駅前に専門店が乱立しました。手持ち撮影に適したカップデザインとインスタグラムの普及が完璧に合致した、まさにSNS時代の象徴でした。

清水 千尋

清水 千尋

フード&トラベルライター

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。