ハガレンのリンとグリード!魂の共存と最期の別れに涙する理由
物語のクライマックス、「お父様」との最終決戦において、多くの読者が涙腺を崩壊させた伝説のシーンが訪れます。激闘の最中、神の力を得たお父様に賢者の石を吸収されそうになったグリードは、リンの体を巻き込まないよう、一人でその体から離れる決断を下します。
「ふざけるな!お前も一緒に戦うんだ!」と必死に引き止めようとするリンに対し、グリードはリンの体を傷つけないよう嘘をつき、肉体を分離させました。その瞬間に交わされた魂の会話と、グリードが残した名言「もう十分だ。なんも要らねぇや。へへっ、アイツらの魂で行くとするわ。じゃあな、魂の友よ」は、作品屈指の感動を呼びました。
金や女、地位など世のすべてを欲していたはずの強欲の魔人が、最後に本当に欲しかったものは「命を共有できる本当の仲間」でした。その真実に気づき、満ち足りた笑顔で消滅していくグリードの最期は、二人が紡いだ絆の究極の証明となったのです。