マチの神技「念糸縫合」の真相!切断腕を繋いだ驚愕の仕組みと旅団の掟
念糸縫合が初めて劇中に登場したのは、コミックス第7巻に収録された天空闘技場200階クラスでの「ヒソカ対カストロ戦」直後の控室です。華麗なダブル(分身)と虎咬拳によってヒソカの両腕を奪い優位に立ったかに見えたカストロでしたが、ヒソカの巧妙な心理誘導と奇術の前に敗れ去りました。しかし、勝利の代償としてヒソカが負った代償は甚大であり、右腕は筋組織を断裂、左腕に至っては完全に肩口から切り落とされていたのです。
その控室に音もなく現れたのが、幻影旅団の初期メンバーであるマチでした。彼女は切断された腕の断面を一瞥するや否や、指先からオーラを糸状に変化させて繰り出し、瞬く間にヒソカの両腕を元の肉体へと繋ぎ合わせました。所要時間はわずか数秒。切断箇所の毛細血管、神経、筋肉、さらには骨に至るまで、マチの念糸が完璧に結び直され、直後には指先の感覚や力学的連動性が100%回復するという、現代医療の限界を軽々と凌駕する処置を見せつけたのです。
この時、マチがヒソカに提示した治療費の内訳は、断裂した右腕が2,000万ジェニー、完全に切り落とされた左腕が5,000万ジェニーの合計7,000万ジェニーでした。ヒソカはその場で携帯端末を操作し、文句ひとつ言わずに全額を即時送金しています。作中の通貨レート(1ジェニー=約0.9〜1円換算)に照らし合わせれば、約7,000万円という破格の金額ですが、プロハンターや天空闘技場のフロアマスターが手にする莫大なファイトマネー、そして後遺症を一切残さず切断四肢を復旧できる希少価値を考慮すれば、極めて現実的かつ妥当な取引であったことが窺えます。