【2026年最新】ラーズ・ヌートバーの「代表資格」とルーツの真実:なぜ日本国籍がなくても侍ジャパンでプレーできるのか
では、日本国籍を持たない彼がなぜ「侍ジャパン」の一員となれたのか。その鍵は、WBCという大会が採用している極めてユニークな参加資格規定にある。
オリンピックやサッカーのFIFAワールドカップでは、該当国の国籍(パスポート)を所有していることが厳格な条件となる。これに対し、野球のWBCは競技のグローバル化と市場拡大を狙い、独自の資格基準を設けている。以下のいずれか1つを満たせば、その国の代表としてエントリーが可能だ。
・該当国の永久居留権を保持していること
・該当国で出生していること
・本人の親のどちらかが該当国で出生していること
・本人の親のどちらかが該当国の国籍またはパスポートを保持している(いた)こと
ヌートバーの場合、「実母である久美子さんが日本生まれの日本国籍保持者である」という条件が見事に合致した。つまり、本人の国籍ではなく「親の出自」によって資格がクリアされたのだ。