プルオーバー筋トレの真実|胸と背中への効かせ分けと肩痛防止法
プルオーバーは使用するギアやベンチの角度によって負荷曲線が劇的に変化します。自身の関節可動域や環境に応じた種目選択が安全かつ確実な筋肥大を約束します。
バーベルプルオーバーは手首の自由度が制限される分、より高重量を扱えるメリットがありますが、肩関節の内旋が強まりやすいため、手幅を肩幅よりやや広めに取るか、EZバー(Wバー)を採用するのが関節保護の観点から推奨されます。一方、1つのウェイトを両手で保持するダンベル種目は、初心者でも軌道が安定しやすく、自宅筋トレでもベンチやバランスボールを活用して手軽に導入できます。
重量設定に関しては、ベンチプレスのように体重の100%を追うような過負荷は厳禁です。目安としては「12〜15レップを完全なコントロール下で遂行できる重量(体重の約15〜25%程度)」から開始し、ストレッチ位置で1秒静止できる負荷を基準に設定するのが現場の鉄則です。