卵を産み毒を放つカモノハシは何類?進化史を揺るがす異形の正体

卵を産み毒を放つカモノハシは何類?進化史を揺るがす異形の正体についての疑問解決ガイドを徹底解説します。

ビーグル号の航海でオーストラリアを訪れたチャールズ・ダーウィン(Charles Darwin)は、カモノハシの生体を観察し、その異形さに強い衝撃を受けた。のちに彼が著した進化論の草稿群の中でも、カモノハシは共通祖先から枝分かれした生物が異なる環境でいかに特殊な適応を遂げるかを示す象徴的な存在として幾度となく言及されている。

ナショナルジオグラフィック協会が制作する高解像度のネイチャードキュメンタリーでも頻繁に特集されるのが、彼らの超感覚的な狩猟スタイルだ。カモノハシは水中に潜る際、目、耳、鼻の穴を完全に閉じる。視界ゼロの暗闇で獲物の位置を特定するのが、柔軟なくちばしに高密度で並ぶ「電気受容器(エレクトロレセプター)」と「機械受容器」だ。川底の甲殻類や昆虫が筋肉をわずかに動かす際に生じる微弱な生体電流を感知し、ミリ単位で正確に捕食する。この第六感とも言えるハイテクな感知システムは、原始的な外見からは想像もつかないほど高度に洗練されている。

山崎 陸

山崎 陸

ガジェット&アプライアンスライター

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