ハリポタ裏切り者ペティグリューの真実!ネズミ化の目的と衝撃の最期
『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』の墓場において、ペティグリューはヴォルデモートの肉体復活のため、自らの右手を切り落として儀式の生贄(召使いの肉)に捧げました。その手首の代償として、ヴォルデモートから授けられたのが魔力を帯びた「銀の手」です。この銀の手こそが、彼の最期を決定づける凶器となります。
映画版と原作小説では、ペティグリューの最期に決定的な違いが存在します。
【原作小説『死の秘宝』での最期】
マルフォイの館の地下牢で、ハリーとロンを拘束しようとペティグリューが襲いかかります。ハリーの首を銀の手で絞め上げる最中、ハリーが「僕はお前の命を救った(第3巻でルーピンたちによる処刑を止めたこと)」と叫びます。その瞬間、ペティグリューの心にほんの一瞬だけ「躊躇と良心の呵責」が生まれ、銀の手の握力が緩みました。
しかし、ヴォルデモートが授けた銀の手には「裏切りや慈悲を許さない呪い」が仕組まれていました。持ち主のわずかな迷いを察知した銀の手は突如として自律的にペティグリュー自身の喉笛へと向かい、ハリーとロンが必死に引き剥がそうとする力をも跳ね除け、自らの首を絞め上げて窒息死させたのです。
【映画版『死の秘宝 PART1』での最期】
映画版ではこの凄惨な自滅描写はカットされ、地下牢から脱出しようとするハリーたちに立ち塞がった際、屋敷しもべ妖精のドビーの魔法によって杖を奪われ、背後から気絶させられて床に倒れ込むという、コミカルかつ簡略化された退場に変更されました。
映画版の変更はレイティング(年齢制限)への配慮やテンポ維持が理由と見られますが、原作で描かれた「命の借りを返そうとした一瞬の慈悲が、闇の主への反逆とみなされて自滅する」という展開こそが、ペティグリューという哀しき裏切り者にふさわしい因果応報の結末でした。